重たい書類ケースを持った時にぎっくり腰に(35歳、女性)

初回の状態

35歳デスクワークの女性が、ギックリ腰で来院されました。当日仕事中に重たい書類ケースを持った時にグキッとなり痛みで動けなくなったとのことです。腰痛は今までほとんど 感じたことはなく、昨日まで一週間休暇をもらって海外旅行に行って帰ってきた翌朝のことでした。仕事中に重たいものを持たなければならず、この状態では仕事にならないので、会社の同僚に評判を聞いてリガーレαカイロプラクティック新宿に来院されました。

<初診時症状>

・軽い前傾姿勢で、何かにつかまりながらでないと歩けませんでした

・前かがみ(前屈)、後ろに反らす動き(後屈)は痛みでほとんど出来ない状態でした。

・身体を捻る動き(回旋)は比較的できました

・骨盤を押すと激しい痛みがありました

施術後の変化

<経過>

初回は痛みが出る動作を確認しながら、一つ一つ問題が見られた部分を施術を行い、施術後は痛みが半減し、歩く動作もスムーズになったものの、仕事中に重たいものを持たなければならない状況のため、怖さもあって数日間仕事を休むことにされました。

2回目来院時(翌日):前屈が40度くらいいけるようになっており、継続して施術を行いました。

3回目来院時(2日後):前屈はほぼ問題がなく行え、後屈20度くらいで痛みがありましたが、日常生活ではほぼ痛みがなくなったということで、職場復帰されました。元々営業担当だったのですが、しばらくは事務作業中心にしてもらったそうです。

4回目来院時(5日後):前屈・後屈ともに痛みがなくなり、施術を終了しました。

担当者からのコメント

<担当 コメント>

この方のギックリ腰には複数の問題が見られました。見られた問題としては、①腸腰筋というおなか側の筋肉がつったような状態、②仙腸関節という、骨盤の関節の機能不全、③ハムストリングという、太もも裏の筋肉が硬いという3点です。

今まで腰痛はほとんどなかったとのことですが、太もも裏の筋肉が硬さが目立っていたので、身体が硬いことが今回の症状につながったと思います。元々 身体が硬いところに、休暇明けでいきなり重たいものを持った(筋肉が弱っている状態で持ち上げた)のがギックリ腰になった原因だと思います。

重たい書類カバンを持ち歩く営業仕事だったのですぐに仕事復帰はリスクがありましたが、3日で日常生活には痛みがほとんどなくなりました。

その後しばらくたってから再び来院されましたが、それ以降、腰痛は全くないとのことでした。

急性腰痛を一般的にぎっくり腰と呼びますが、その原因は多岐にわたります。ぎっくり腰でお悩みの方はWHO基準のカイロプラクターにご相談ください。

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