チックをともなう肩こり 14才男性 新宿区在住

初回の状態

肩こりと身体の硬さをなんとかしたいと14歳男の子がお母さま同伴にて来院されました。


・あごと頚椎周辺の筋肉が運動性チックにより過剰に疲労しており、立っている姿勢で左肩を挙上位させると体幹が右側へ傾斜しているのがみられました。
・仰向けの姿勢で左つま先が大きく外に倒れており、左の首の筋肉は右に対して筋肉が高く丘になっていました。
・問診、検査中も含めあごを動かす動作や頭を左に倒すような運動性チックがみられました。
・身体が硬くスクワットでお尻を床まで下げれない状態。

施術後の変化

左の肩と左の首をすくめる様な運動が多くみられ、そのせいか左の首の筋肉を含む後頭部周辺の筋肉が過剰に緊張して隆起しており、頚椎と背中から脊柱の調整を行いました。
1回目の施術後、身体の傾きや歪みが軽減し、左の後頭部の筋肉の張りは残るがピクピクと痙攣していた反応が軽減していました。
現在、週1回のペースで4回の施術を行っているがチックの頻度が少なくなってきていると本人も身体の変化を自覚されていました。

担当者からのコメント

今回はチックにともなう状態にお困りのケースでした。チックは正確な原因は分かってはいません。一部の説においては大脳にある大脳基底核におけるドーパミン系神経が過剰に活動することで発症されるといわれています。また、精神的ストレスが症状を悪化させてしまうこともあるため、環境要因が影響するとも考えられていた。
カイロプラクティックでは脊柱を介して自律神経の働きを調整します。神経の働きが過剰になっているときには筋肉や関節の動きも共に制限されやすいです。身体が硬く縮こまっていては身体のストレスは解消されず神経のバランスを崩しやすい状態になります。
今回は脊柱を介して身体のストレスを取っていくようにアプローチしました。現在は過剰なストレスが軽減しており良い経過の様子です。
肩こりや身体のストレスを抱えている方はカイロプラクティックのメンテナンスが非常に有効です。いつでもご相談下さい。

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