肩甲骨の内側の痛みと腕のしびれ(50代男性)

~来院前の状況~

2月前から左肩の痛みがあり、寝返りで痛みを感じ、左腕から左指先までしびれを感じている。
症状がなかなか引かず、趣味のゴルフにも支障が出始めた為、インターネットで検索して、リガーレα・カイロプラクティック新宿に来院。

~初診時の状態~

脊柱起立筋の強い緊張が見られ、頚椎回旋制限、胸腰部伸展、側屈制限など可動域に制限が見られました。
うつ伏せで腕から指までのしびれが悪化する状態だったので、うつ伏せでの施術を最小限にし、上向き、横向き、座った姿勢での施術を行いました。

~施術後の変化~

初回:
フルスパイン(首から骨盤)へのアジャストメントを行い、肩関節周りの筋肉の硬縮をリリースする施術および肋骨の矯正及び、肩甲胸郭関節の動きをつけるモビリぜーションを行いました。
姿勢とストレッチのアドバイスをして初回の施術を終了しました。

2回目(5日後)
背中の痛みは改善したものの、腕のしびれは残っており、ゴルフの後はしびれが強くなったようです。
肩甲骨、肋骨、頚部への矯正を行い、背骨のS字カーブを改善させるアプローチを継続して行いました。

3~4回目と続けて施術を行い、5回目から手のしびれが気にならなくなり、背中の痛みも消失、電車を降りた後の症状もなくなったそうです。

~担当のコメント~

今回の患者さんは慢性的な不良姿勢から背骨のS字カーブが無くなり、
ストレートネック、胸椎、肋骨、肩関節の可動域の減少から胸郭出口での問題、及び背部筋群の強い緊張をおこしておられました。

仕事でノートPCを使用することから、猫背姿勢が継続され、症状が慢性化していた。
日常の不良姿勢の改善に取り組んでいただき、比較的早く主訴が消失しました。

デスクワークによる猫背姿勢から首、肩、腕、肩甲骨周囲に症状が出ている方は、背骨の矯正の必要性が高く、自己流ストレッチだけでは、取りきれないことが多いです。
症状の改善と予防の為に、カイロプラクターによる定期的な背骨のケアをお勧めします。

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