38歳 保育士 椎間板突出による坐骨の痛み

初回の状態

1ヶ月前から徐々に右のお尻からふくらはぎにかけて痛みが出始め、整形外科へ行きMRIを撮影し、下部腰椎の椎間突出による痛みと言われたそうです。現在薬を飲んでしのいでいるが、その効果は薄れてきていており、対策を探されていたそうです。インターネットで新宿西口駅から近いリガーレαカイロプラクティック新宿を見つけ、来院されました。

ももうら、ふくらはぎにつった時のような痛みがあり、足を上げたり下げたりするときに電気が走るような痛みが生じており、立っているだけで右足全体が痺れていました。右足に体重を乗せると痺れと痛みが増悪し、前屈、後屈、側屈でも右足の痛み痺れが増悪していました。朝、起床時が特にとても辛い状態とのことでした。

施術後の変化

初診は腰部、臀部、足の筋肉の緊張をほぐす施術を行い、多少痛みが軽減したものの、大きな効果は得られず、仕事が忙しく、なかなか来院できないため、1週間に1回の施術で対応しました。

2-3回目:腰椎骨盤の調整を行い、椎間板にかかる負担を軽減させ、臀部の筋肉のストレッチを行っていったところ、立つとすぐ出ていた足の痺れ感が消失し、自宅でも臀部のストレッチを行なっていってもらったところ、痛みが出てもストレッチをすれば痛みが軽減するようになりました。ただ週末になると、ストレッチをしても痛みはひかなくなってきたとのことでした。

4回目:前屈での痛みはほとんどなくなっていたものの、後ろに反らす動作ではまだ足への痛みが残っていました。施術後は良いが、仕事で赤ちゃんを抱っこしたり、おんぶしたりしなければならない為、どうしても週末にかけて痛みが強くなるという状態が8回ほど続きました。

10回目:足への痛み、痺れはほとんど消失しており、残っているのは朝の腰の痛み、腰のつまり感、週末にかけて強くなってくる臀部のコリという状態でした。

12回目:朝の痛みは重さに変わり、臀部のコリも軽減し、ストレッチをすればいい状態を維持できていたため、施術間隔を2週間に1度にしました。
足のだるさや疲れやすさは多少あるが、2週間開けても良い状態が維持できていました。

自覚症状はほとんどなくなっていたものの、触診上、腰部・臀部にこっているような感覚はまだ残っていたため、様子を見ながら施術を継続しています。現在、1ヶ月に1度のペースで来院しておられます。

担当者からのコメント

病院では椎間板の問題と言われていたようですが、おそらくは、臀部の梨状筋と呼ばれる筋肉が過度に緊張し、坐骨の神経を圧迫して、痛みを作っていた症状と思われます。そのため、おしりの筋肉のストレッチがとても効果的でした。保育士という仕事柄、かつ担当が乳幼児であったため、おんぶに抱っこをせざるを得ないという過酷な状態でした。仕事の合間をみて、ストレッチをして頂いていました。
椎間板は背骨のクッションです。その椎間板が壊れてしまうと、上半身の重みさえ耐えられない状態になってしまいます。そこへさらに10kg近くなる子供を抱っこしなければならないというのは、本当に辛かったと思います。
効果的なストレッチが見つかって、なんとか仕事を休まずに、回復していって安心しました。良くなって余裕ができると子供のお世話も楽しくなりますね。これからは再発させない身体作りを目指して、がんばっていきましょう。

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