初回の状態
慢性的な足の張りとむくみ感があり、時々マッサージに行っていたものの、マッサージではその場では楽な感じがあるが、効果が続かない感じがしていたそうです。一日中座り仕事でそれほど歩くことはないけれど、強い痛みはなく常に不快感があり、根本的に何とかする方法はないかと調べ、リガーレαカイロプラクティック新宿へ来院されました。両側ともにふくらはぎがパンパンに固まっていて(下腿三頭筋の緊張)、足首の関節に強い可動制限があり、骨盤の捻れとお尻の筋肉の緊張が強い状態でした。
施術後の変化
1回目の施術ではふくらはぎの緩和操作や足首の調整を行った。施術直後は足が軽くなった感じがあり、施術効果を維持するためのストレッチを指導しました。
2回目は1週間後に来院され、初回治療後翌日はかなりすっきりしていたものの、効果は2~3日で、少しずつ元に戻っていった感じだが、施術前の状態よりはいい、継続して施術し、柔軟性をつけるようにしていきました。
3回目は約2週間後に来院され、前日まで治療効果を保てたそうです。首や背中もつらいとのことで、治療範囲を広げていきました。自分でストレッチすれば緩和できるようになってきたため、治療間隔を広げてみて様子をみることにしました。
4回目は1ヶ月後に来院され、足の張りはあまり感じていない状態でした。背中のほうがつらいとのことで、そちらを重点的に施術しました。
担当者からのコメント
多くの女性が悩んでいる足の張り・むくみですが、様々な原因によって起こることがあります。この方の場合、むくみというよりもふくらはぎの筋肉の強い緊張(張り)によるものでした。マッサージではその場の気持ちよさがありますが、根本的な原因を探していかないとすぐに元に戻ってしまいます。
今回のケースは、足首の可動性がポイントでした。ふくらはぎの筋肉は足首についており、足首を動かす働きを持っています。足首の関節の可動性が悪くなると、ふくらはぎの筋肉がうまく働けないような状態になり緊張していきます。
そのため、足首の可動性を広げるような施術が効果的でした。また骨盤の傾きで重心が後ろに移動していたので、こちらも調節していきました。
またこのような症状では、ストレッチが効果的です。筋肉が緊張すると、筋肉が伸びたり縮んだりすることができなくなるので、ストレッチをしてきちんと伸びるような状態にしてあげることが大切になります。