寝違えたような痛み。首が動かせない。病院では整形、脳神経外科でも解決せず…

初回の状態

前日夜、首が少しおかしいなという感じがあり、来院当日、朝起きたら首を動かすことができなくなっていたそうです。

安静にしていても痛みがあり、首を動かすと左側の首がズキッと痛み、右を向く動作や右に首を傾ける動作はほとんどできない状況。

整形外科に行ったものの、「ストレートネックが原因ですね」と言われ痛み止めと湿布のみで根本的な解決につながらず。。。まぶたの重さ、後頭部の頭痛に加えうっすらと右二の腕にしびれを感じ始め「もしや…脳の問題では?」と脳神経外科でMRI、CTを撮ったところ、「脳はきれいです。問題なし!」との結論。身体の歪みは病院で解決しないことを確信し、インターネット検索でリガーレα・カイロプラクティック新宿を見つけ来院されました。

痛みは首の左側にあり、右へ振り向く動作(回旋)、右耳を肩に近づける動作(側屈)がほとんどできない状況でした。
首の関節を一定方向に軽く押さえると、首を動かせる範囲が広がったことから、猫背姿勢による筋肉の緊張(拘縮)が原因であると考えられました。

どんなお悩みでも、まずはご相談ください♪

施術計画

首から肩甲骨についている肩甲挙筋小胸筋という筋肉が筋違い(拘縮)を起こしていたため、首と肩周りのバランスを改善させる施術を行いました。

肩甲挙筋

<<初回>>

肩甲挙筋が付着する2~3番目の首の骨(第2~第3頸椎)と肩甲骨の可動性及び猫税姿勢をつくっている背骨の矯正を行い、姿勢を正すために固まっている筋肉(小胸筋)の筋膜リリースを行いました。その後、左側の肩甲挙筋をテーピングでサポートしました。

<<2回目>>

翌日に来院されました。前日より首の動きに改善がみられ、首の可動性をつけるために矯正を行い、施術後は側屈(首を傾ける動作)ができるようになり、回旋(首を回す動作)では、回していった最終域で痛みが残っていた状態でした。

<<3回目>>

2日後に来院され、ズキッとする痛みはなくなっていました。首を回したときに左肩のあたりに張りが残りがあり、継続して首肩のエリアおよび猫背改善の施術を行い、緊張感の改善がみられました。

<<メンテンナンスに移行>>

寝違いに関する施術は終了し、それ以降は元々肩こりがあったので、不定期に肩や背中などの張りをとる目的で姿勢改善のメンテナンス施術(2~3週に1度)を行っています。

担当者からのコメント

猫背姿勢により、左側の首から肩甲骨にかけてついている筋肉の緊張が強く固まっている(拘縮)状態でした。初回来院時はほとんど首を動かすことができなかったのですが、施術の継続に合わせて首を動かせる角度が広がり、3回で正常な首の可動範囲での動きになりました。

<<原因>>

寝違え起こりやすい状況は、首が前に入った慢性的な猫背姿勢(ストレートネック)での「長時間のデスクワーク」や「家事育児の負担」と合わせて「冷え」「睡眠不足」「身体に合わない寝具」が原因であるケースが多いです。前兆があるとしたら「いつもより首、肩の張りが強いな」というのが一つのサインになります。

ストレートネック

背骨は後ろから見るとまっすぐ、横から見たときには4つのカーブ(弯曲)が存在します。頚椎(首)、胸椎(肩甲骨の間~下方)、腰椎(腰)、仙骨・尾骨(骨盤~尾てい骨)の4つです。このカーブのおかげで柔軟性のあるしなやかな動きと、体幹のバランスを保つという機能が維持されます。

そして、背骨の安定性をR、背骨のカーブの数をNとした時に以下の式で表されます。

R=N²+1

数字を分かりやすくする為に仙骨のカーブを除いて、背骨のカーブを3つとすると。。。

ただしく首、背中、腰のカーブがある場合は3²(3X3=9)+1=10の安定性がありますが、首のカーブがなくなった場合は2²(2X2=4)+1=5の安定性つまり、体幹の安定性は半分になります。

ストレートネック・猫背姿勢がいかに体幹の安定性に悪い影響があるか想像できるかと思います。

どんなお悩みでも、まずはご相談ください♪

<<寝違えの対策>>

軽度寝違えであれば、痛みが楽になる姿勢で過ごしつつ、痛みが強い間は湯舟にはつからず、シャワーだけにしてください。軽度であれば数日で軽減します。マッサージや痛みを伴うストレッチは筋肉の損傷や炎症を広げる為、NGです。

改善がみられない場合、また当日でも痛みが強く生活や仕事に支障がある場合はWHO基準カイロプラクターに一度ご相談ください。

首を動かした時に腕や手に強いしびれが出る場合は病院での受診が優先される場合があります。しびれが時間帯や姿勢により軽減する場合はカイロプラクティックの施術で改善が期待できることが多いです。お電話で一度ご相談ください。

<<施術回数、通院期間>>

寝違えの施術回数と頻度は初めの3回は4日に1度程度、4~5回目は7日~10日に1回、その後は再発予防のために4~6週に1回程度の施術で姿勢改善を行います。改善後も寝違えを繰り返さない為に、適度な有酸素運動を20分程度、およびストレッチヨガで背骨全体の柔軟性を維持する習慣が大切です。交通事故によるむち打ちでない場合の寝違えは長年の悪い姿勢習慣が原因のことがほとんどなので、改善後も姿勢習慣の改善をすることが再発予防の根本的な対策になります。

どんなお悩みでも、まずはご相談ください♪

<<治療院紹介>>

WHO基準カイロプラクティック整体院として2011年5月 新宿駅 新南口 高島屋百貨店前にOPENし、2018年3月に西新宿に移転しました。完全個室、施術室2部屋の小規模治療院です。

長年お世話になった「リガーレカイロプラクティック横浜」から2018年に暖簾分けして独立しました。

「リガーレ 」とはラテン語で「つながり」を意味します。「人と人のつながりを大切にする施術」をモットーに日々取り組んでおります。

<<カイロプラクティックとは>>

カイロプラクティックは、アメリカで医学的理論を元に発展したヘルスケアです。患者さまが「しびれがある」「痛い」と感じていらっしゃれば、それは「異常あり」と判断します。

その痛みやしびれの根本的な原因である背骨の配列と神経に直接アプローチするため、痛みの再発を防ぎ、筋骨格系に特化した施術方法です。

<<WHO基準のカイロプラクティックとは>>

WHO基準のカイロとは:世界保健機構(WHO)において最低4年間4200時間以上の教育課程を終えた者がカイロプラクティックを行えると定められています。

日本国内でWHO基準のカイロプラクティックを行う者(以下カイロプラクター)は約870名、国内でカイロの看板を上げている施術者の3%と言われています。

<<WHO基準のカイロプラクターとは>>

WHO基準のカイロプラクターは学位保持者として、アメリカ、オーストラリアなど国家資格化されている国で仕事をすることも可能です。その為にはその国の資格を得るための教育(各国の法律、レントゲン撮影の教育)を受けたのちに国家資格を受験する資格を持っているのが、日本国内の2年制カイロ専門学校を終えた施術者との分かりやすい違いです。またカイロプラクティックの国際ライセンスと説明されているサイトもありますが、国際ライセンスは存在せず各国の国家資格が国によって存在しています。日本にはカイロプラクティックの国家資格がない為、WHO基準の学位を持っているかが国際的にみた際の一定の基準といえます。

<<スタッフ紹介>>

白石賢司

白石 賢司 (3児の父)

出勤曜日:火・水・木・土・日(第3日曜除く)


横田 琢 (一児の父)

出勤曜日:月・火・金

リガーレアルファカイロプラクティック新宿地図

<<アクセス>>

・JR各線: 新宿駅 西口から徒歩7-8分

     新大久保駅から徒歩 7-8分

・中央総武線:大久保駅から徒歩5分

・都営大江戸線 :新宿西口駅D5出口より徒歩3分

・西武鉄道:西武新宿駅から徒歩5分

<<都営大江戸線、丸ノ内線 D5出口からのアクセス>>

都営大江戸線、新宿西口駅D5出口から右手へ小滝橋通り沿いまっすぐです。途中に郵便局、銀だこさんなどが右手に見えます。ラーメン二郎の二軒先です。当院店舗の真向かいにセブンイレブン、ペッパーランチがあります。建物構造上、2階に見える1階です。上り階段が10段程ありますので、ベビーカーでお越し際は到着されましたらお電話ください。お迎えに上がります。

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