手首はとても複雑な構造をしており、痛みを起こす機序が個々に異なります。一度、カイロプラクティックを受けてみてください。
手首の構造について
手首はとても複雑な構造をしており、様々な動きに対応できるようになっています。
手首を構成する骨には、前腕の骨(橈骨、尺骨)と、手根骨という豆粒のような小さな骨があります。手根骨は全部で8個あり、関節自体が小さいので様々な動きに対応できるように設計されています。
手首を動かす筋肉は、ほとんどが肘のあたりから付いています。手首を曲げるための筋肉は肘の内側から付いており、手首を反らすための筋肉は肘の外側から付いています。
手首や手の痛みでは、手根骨のズレや手首を動かす筋肉の緊張から起こっていることが多く見られます。また、肘や肩の不調から二次的に手首に痛みが起こることも多く、生体力学的な視点から見ていくことが大切です。
①腱鞘炎
手首を動かす筋肉の多くは肘から付いており、手先のほうへ伸びています。この筋肉は手首付近では腱という細いものになっています。筋肉の過剰使用で腱が摩擦を受け痛みを起こすようになったものが腱鞘炎です。
多くの場合、手首の関節のズレや引っ掛かりなどが関わっています。
②骨折・脱臼
手首での骨折や脱臼は比較的多い症状です。最も多い原因としては、転倒時に手をついたときに起こるものです。前腕の骨である橈骨や尺骨の骨折では見た目でわかりますが、手根骨の骨折では初期ではわかりにくいことも多く、軽度なものであれば初期ではレントゲンでも写らないことがあるため、要注意です。
③手首の関節機能障害
手首の関節は複雑な構造をしており、その関節のズレやひっかかりによって痛みや違和感を起こすことがあります。手首は、機能的には肘とも関係するので、肘の障害が二次的に手首に痛みや違和感を起こすことがあります。
④スポーツ障害
球技による手首の過剰使用や、怪我による手首の不調など様々あります。
リガーレカイロプラクティックでは・・・
手首の不調の多くは、手根骨という手首にある小さな骨の歪みや引っかかり、または手首を動かす筋肉の緊張によって起こっています。そのため、手首の調整をして関節や筋肉がしっかり働ける状態にしていくことで、手首の痛みは改善していきます。