初回の状態
問診内容:職業がPC業務を一日中している仕事の方でした。一年ほど前から、お尻付近に臀部の違和感を感じ、座っているいる姿勢がしっくりこない状態になっていました。
症状は出たり、でなかったりとまちまちで気にはなっていたが、放っておいたら、3ヶ月ほど前から症状が頻繁にでるようになり、最近は毎日違和感がありました。立っている姿勢だとあまり気にならないが、座り始めて数時間たつと、だんだんと右側に腰痛を感じてきました。その状態が始まると、じっとしてる状態がきつくなるので、何度も姿勢を変えて、それでも腰痛は続き、違和感が強い時はおしりやももの裏側に痺れがでていました。
3ヶ月前にこの症状で、病院にいったところ、坐骨神経痛と診断され、痛み止めと湿布をもらったが、全く改善しなかったですし、最近は悪化してる状態なので、不安がありました。
腰部は、前屈すると右腰付近に腰痛、お尻の付近に引っ張られるような違和感があり、30度くらい後ろに反ると、右側のお尻から、ももの裏側にかけて、しびれがすこしできていました。
座わっている時は右のお尻につきあげられるような違和感があり、骨盤が右上がりになる姿勢で、左側に歪みがみられました。
施術後の変化
初回の治療で座位の違和感が軽減しました。
前屈時の痛みと体を反らしたときの痺れも弱くなってきました。
3回目の施術後、痛みや痺れはほとんど消えてデスクワーク時の違和感もほとんどなくなりました。
5回の施術で完全に痛みは消えて歪みも改善されました。
現在は、状態を維持するためにメンテナンス治療として1ヶ月に一回ほどいらしています。
担当者からのコメント
症状は背骨の腰の関節と、股関節の両方の可動域の減少によりおきていました。
また、座り続けの体勢により、骨盤周りが固まってしまったような状態になり、関節に関わる重要な筋肉は縮んでしまっていました。
腰の関節の動きと股関節の動きを正常な可動範囲にしていいくことで、筋肉の柔軟性を取り戻していくような施術をおこなっています。関節のアプローチのほかに、ストレッチも多めにとりいれて頂きました。
お仕事などで、長時間同じ体勢がすることが多い方にはわりと頻繁に起こる症状です。
座り続けていて、立ち上がろうとしたときに体は伸びないような状態になるかたは予備軍です。お気を付けください。